
数日前の話。なごや環境大学の講座紹介ムービーの撮影で岐阜県美濃市の林業現場へ行った
なごや環境大学さんの映像コンテンツは、2020年から関わらせてもらっていて、名前の通り、環境に関する講座ばかりなので、自然のなかで撮影する機会が多く、とても好きな現場だ
とくに、この初夏シーズンの野外撮影は山や緑地で、虫を探したり、生態系を調べたりすることが多くて、笑顔と汗いっぱいの子供たちと一緒に過ごすのはたのしい
カメラを持ちながら、山登りしたり、沼に腰までつかったり、あくせくしながらワンオペで撮影していく。「なかなか見られないものを、簡単に見られるようにする」ことは動画の(カメラマンの)ひとつの大きな役割なので、まるでアトラクションみたいにワクワクする(いやがるカメラマンも多いと思うけど)。ケーブルテレビの町ニュースを作っていた頃も楽しかったから、自分に合っているのかもしれない

この日は、僕らが日常的に使用している加工品のための木材がどのように育てられ、切られているか。間伐前と間伐後の山を見ながら、勉強するカリキュラム
目の前で木が倒れる様子は迫力がある。動画の仕事をしていながら、いつも感じているのだけど、どれだけ丁寧に撮影したとしても、結局のところ現実の迫力には勝てない。たとえば、地面に向かって倒れていく木の葉がおこす風、砂や土とぶつかったときに舞う細かなあれこれが頬や鼻を刺激して、そのなかに混ざっているヒノキやスギの香りを見つける瞬間を、画面越しに伝えることはできない
もちろん、演出や編集をして、本物よりも美しく(あるいは、おいしそうに)見せることはできるので、それは映像の強みではあるけれど、加工によって切り取り動画のように嘘も表現できてしまう
話が脱線してきたけれど、知らない世界を取材して伝えるというのは、動画制作の1丁目だと思うので、僕はとても好きだ
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記.杉浦(動画制作)
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