Blog ブログ

誰でも分かる「結婚式の撮影方法」1-1 「準備」メディアとバッテリー

投稿日 : 2018-03-23

本当はブライダルページに載せるべきブログなんだけれど
なかなか2本のブログを並行で進めるのが難しかったので
こっちに載せていくことにしました

これは理想の形じゃないんだけれど
「完璧を目指す前にまず終わらせろ」という名言もあるので
とりあえず眠らせておいても仕方がない
過去のテキストを不定期にアップしていきます。

名古屋、知多半島、三河で
多くの結婚式や披露宴のウェディング撮影、
生い立ち映像、エンドロールムービーを制作・編集してきた
フィルムガーデンだから書けた過去記事です。

——————————————
※下の記事は2015年に別の企画で書かれたものです

1-1「準備」メディアとバッテリー

今日まで偉そうなことを四の五のと書いてきました。
ですので、今日からしばらく、
私の手の内をチラチラと出していこうかと思います。

ということで、誰でも分かる「結婚式の撮影方法」
最初は「準備」です。

何事も準備が大切です。準備に気持ちが表れます。
特にブライダル映像は、確実な準備と厳重な確認が必要です。

さて、所有するビデオカメラは、各々でちがうと思いますが、
どのようなカメラにしても、まずは録画可能時間を知る必要があります。

カメラによって、録画するメディアは異なります。
メディアというのは、ハードディスクやSDカードやテープのことです。
まずは、その容量や残量から、録画可能時間を調べます。
結婚式から披露宴まではスムーズに流れれば約3時間、
メイクシーンや親族紹介まで考慮すると約5時間です。
つまり「結婚式を撮影しよう」と思ったら、
3時間~5時間分の録画容量が必要となります。

「SDカード1枚あたり」や「ハードディスク10GBあたり」の録画時間については、
カードの容量の大きさ、録画画質の違いによって大きく変わります。

この点を、2015年2月現在で人気のビデオカメラで説明します。
「Everio GZ-E765」(http://www3.jvckenwood.com/dvmain/gz-e765/spec.html)
では、
4段階の画質設定ができます。
分かり易く表現すると「超きれい→きれい→ふつう→いまいち」です。
これに市販の32GBのSDカードを入れて撮影します。
その場合、画質による録画時間のちがいはこうなります。
「超きれい」では約 2時間40分
「いまいち」では約13時間30分

どのような画質で撮影するかは各々のお好みです。
ちなみに(私見では)市販のブルーレイは約36Mbps、市販のDVDは約11Mbpsの画質
です。
「Everio GZ-E765」でそれに近い画質は、
「超きれい」(ブルーレイ)と「ふつう」(DVD)になります。

録画モードとディスク容量の話は、
本当はもっと複雑でややこしいので、
とりあえずこの程度にしておきます。

さて、撮影の準備に話を戻します。
録画するメディアについて調べたら、
3時間~5時間の録画ができそうなメディアを準備します。
このとき、念のために少し多めにメディアを用意することをお勧めします。

カメラもカードもハードディスクも、機械や機器にエラーはつきものです。
今朝まできちんと動いていた機械が、夕方に故障するなんて日常茶飯事です。

本当はカメラも2台あったほうが安心なのですが、そこはプロの守備範囲です。
今回は「誰でも…」という見出しでやってますので、
とりあえず、メディアとバッテリーだけでも予備の用意をお勧めします。

…バッテリーという言葉が出ました。

バッテリーとは、電池のことです。
メディアの用意ができたら、次はバッテリーの確認です。
3時間~5時間の録画ができるメディアを用意しても、
カメラのバッテリーが1時間で切れてしまえば、水の泡。。。。
メディアと同じくらい大切なのがバッテリーなのです。
あらかじめ、何時間くらい使用できるのかを調べて、
3時間~5時間の撮影に必要な数を用意してください。
もちろん、予備もあったほうが良いです。

これだけでも長くなってしまったのは、つづきはまた次回にします。

記.杉浦(動画制作)

Pick up contents おすすめコンテンツ