記.杉浦(動画制作)
今日は西尾市の建設業さまで
会社紹介の動画制作のための撮影でした。
日頃は製造業との関わりが多いフィルムガーデンですが、
建設業も製造業と似ている部分が多いです。
特に人手不足については深刻に考えていました。
建設業というのは28業種に分類されるそうで、
今日はそのなかで「とび・土工工事業」に分類される会社さんでした。
実際は「とび・土工工事業」のなかでも色々と分類があるのですが、そこは割愛します。
いわゆる「下請け」としてのお仕事でしたので、
お客様が特定されるようなことは書けないのです。
ちなみに、フィルムガーデン価格の2倍くらいで注文されてます。
でも、結局は僕に丸投げなので、クオリティは変わりません。
世の中そんなもんなのかもしれませんが、
僕らはちゃんと情報を発信していく必要があるし、
お客さんにきちんと見つけてもらえるようもっと努力が必要ですね。
皮肉なことに、今日のお客様も同じこと言っていました。
建設業というのは、ほぼ「直受け」がない世界だそうです。
特に「とび・土工工事業」というのは基礎工事にあたるため、
建物が完成しても、決して表からは見えない部分です。
そのため、時々話題になりますが「手抜き工事」する会社があったりもします。
今日の会社さんは真面目な施工をしているのですが、
それは建物の表面から見えないし、
直接お客様から指名される業界ではなく、
結局は工務店さんや大手ゼネコンさんからの依頼が必須です。
「もっと安く」「もっと早く」というのは、どの業界でも当たり前なんですが、
親会社が巨大な権限を持つ世界のそれは、他業種より厳しいのかもしれません。
僕らが建物をつくるとき(自宅、店舗、会社など)、
メーカーや工務店さんまでは検索しますが、
土木業者やガラス工事業まで選んだりしないですもんね。
で、今日の会社さんのなにが僕と同じかというと、
「みんなが知らない世界だからこそ、まじめにやっていることを発信していかなきゃいけないと思う」
って発言です。「そのための動画をつくりたい」と、こういうわけです。
「みんなが自分のことを分かってくれない!!」と嘆いてるんじゃなくて
やっぱりもっと自分から発信していくことが大切なんですね。
ほかにも色々と刺激を受けましたが、
すごーく長くなるので、とりあえずおしまい。